フランス産業省は2026年1月23日、ヒートポンプ(HP)導入に対する省エネ証書(CEE)制度の補助金について、同年9月以降は欧州で製造された高品質モデルを重点的に支援する方針を発表した。

CEE制度とは、エネルギー供給事業者に証書の確保を義務付け、証書の発行に必要な省エネ対策(需要家の省エネ工事や啓発活動など)に資金を拠出するものである。

現在、ヒートポンプ導入に対する補助金額は平均3,500ユーロであるが、今後は非対象モデルに対する補助が700ユーロに減額される。

同省は、本措置により脱炭素推進と産業競争力強化を両立させ、低迷する国内HP市場の活性化を図るとしている。

同省によれば、国内のヒートポンプ生産能力は現在約30万台だが、将来的には50万台まで増強できる可能性があるという。

補助対象モデルの認定申請は2月末まで受け付けられ、認定機種のリストは7月に公開される予定である。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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