[ルーマニア・米国] 国営原子力事業者、NuScale製SMRの最終投資決定を発表
2026年2月27日
ルーマニア国営原子力発電事業者Nuclearelectrica(政府が株式の約82%を所有)は2026年2月12日、米国NuScale社の小型モジュール炉(SMR)「VOYGR-6」(PWR、7.7万kW×6)の建設計画について、株主総会で最終投資決定(FID)が承認されたと発表した。
本計画は2019年3月の両社の覚書締結から検討を進め、フロントエンド・エンジニアリング設計(FEED)第2段階を完了。
ドイチェシュティの旧石炭火力発電所跡地で2030年代初頭の運開を目指す。
プロジェクト会社RoPower Nuclear社は、2026年5月までに地質調査を終え、許認可手続きを継続する方針。
今後約15カ月間は設計・調達・建設(EPC)契約締結に向けた最終準備段階として、建設費の精査や契約枠組みの整理などを進める。
ルーマニアのボロジャン首相は、60億~70億ドルを見込む投資には資金調達の枠組みが必要であり、事業の複雑さや技術の成熟度などを踏まえ、直ちに投資が行われるとは思えない、と述べた。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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