[ギリシャ] 首相、SMRの導入可能性を検討する閣僚級委員会を設置予定と発言
2026年3月27日
ギリシャのミツォタキス首相は2026年3月10日、同国のエネルギーシステムで原子力、特に小型モジュール炉(SMR)が役割を果たし得るかを検討し、政府に提言を行う閣僚級の専門委員会を設置する予定だと述べた。
これはパリで開催された第2回原子力サミットにおける演説中の発言。
同首相によると、原子力国でないギリシャは、1960年代~1970年代に同発電の可能性を検討したが、当時は安価な褐炭を利用でき、コストの高い原子力を選択しなかった。
近年は発電量の過半数を風力と太陽光で賄い、今後も太陽光や風力、蓄電池などへ投資する一方で、戦略的自立性、経済的競争力、脱炭素などの目標は原子力抜きで達成できず、ここ数年欧州が原子力から背を向けたことは最大の戦略的過ちの一つと発言。
同首相は、海運の脱炭素化における原子力発電の役割にも関心があるとし、地政学的に大きな変動が起きている中であらゆる選択肢を検討する必要性を指摘した。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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