[米国] NRC、原子炉監視プロセス(ROP)の大幅な見直しを公表
2026年4月16日
米国原子力規制委員会(NRC)は2026年3月26日、原子炉監視プロセス(ROP)の基準検査プログラムの大幅な見直しを公表した。
これは2024年7月成立のADVANCE法および2025年5月の大統領令を踏まえた対応であり、2000年のROP導入以降、運転中原子炉の性能が継続的に向上していることを背景に、検査資源をリスクの高い分野に重点配分し、規制負担の軽減を図るもの。
具体的には、重要性の低い検査手順の廃止や検査頻度の見直し、重複的な文書確認や現地検査の削減により、基準検査時間を約38%削減する。
また、遠隔での文書確認や面談の活用に加え、「軽微を超える」指摘事項の評価方法の見直しにより、極めて安全重要度の低い指摘の件数削減と報告の一貫性向上を図る。
なお、各発電所への少なくとも2名の常駐検査官の配置は維持され、独立した監視機能は引き続き確保される。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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