欧州委員会は2026年4月10日、2025年のEU排出量取引制度(EU ETS)対象の排出量が、前年比1.3%減となったと発表した。

排出量は制度開始の2005年比で半減しており、2030年に62%削減とする目標に向けた減少傾向を維持している。

電力部門は総発電量が1.7%増加する中でも排出量は0.4%減少した。

排出量の減少を主導したのは太陽光発電で、発電量は前年比24.6%増と大幅に増加。

風況不良や降水量減少により風力・水力が伸び悩む中、太陽光が水力を初めて上回り、風力に次ぐ第2の再エネ電源となった。

再エネ比率は47.3%と高水準を維持した一方で、再エネの変動性を補うために火力構成に変化が見られ、石炭火力は6.8%減少したのに対し、ガス火力は11.4%増加した。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】

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