[ドイツ] 欧州委員会、産業用電気料金への3年間の補助を承認
2026年4月30日
欧州委員会は2026年4月16日、EUのクリーン産業ディール国家補助枠組み(CISAF)に基づき、ドイツの産業用電気料金への国家補助を承認した。
年間消費電力量10万kWh以上のエネルギー集約型企業を対象に、5セント/kWhを基準に市場価格との差額を国が補填することが認められる。
具体的には、参照価格(卸電力の1年先物価格)が約8.75セント/kWhの場合、約3.75セント/kWhが助成される。
補助は電力消費量の50%かつ参照価格の最大50%までに制限される。
対象は鉄鋼、化学、半導体など91分野で、約9,500社が該当する見込み。
助成額の50%は受領後48カ月以内に再エネ設備や省エネ、蓄電池などへの投資が義務付けられる。
2026年から2028年まで実施(2027年初頭から遡及申請が可能)し、総額38億ユーロが投じられる。
なお、ドイツ化学工業会(VCI)は、救済額は多くの企業で電力調達コストの1割未満にとどまるとして、支援規模が不十分と批判した。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
以上


























