欧州委員会は2026年4月22日、エネルギー価格高騰への短期対応と化石燃料依存の低減に向けた中長期的対応を組み合わせた政策文書「AccelerateEU」を公表した。

欧州で消費されるエネルギーの57%は輸入化石燃料であり、ホルムズ海峡閉鎖以降、最初の52日間でEUは化石燃料輸入に240億ユーロの追加費用を支払ったとされる。

AccelerateEUは、こうした状況を踏まえ、化石燃料への依存をさらに低減し、域内産クリーンエネルギーの使用と電化を加速することを目的とする。

本政策は以下の5本柱で構成される。

(1)加盟国間および国際パートナーとの連携強化、(2)価格ショックからの需要家保護とエネルギー転換支援、(3)域内産クリーンエネルギーへの移行と電化の加速、(4)系統・蓄電・柔軟性などエネルギーシステムの強化、(5)エネルギー転換に向けた官民投資の促進。

今後、法案提出、ガイダンスや既存制度の見直し、投資促進策などが順次進められる予定。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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