[欧州・世界] IEA、欧州でEV充電需要増により系統接続・増強が課題と指摘
2026年6月11日
国際エネルギー機関(IEA)は2026年5月20日、年次報告書「Global EV Outlook 2026」を公表した。
2025年の世界のEV販売台数は前年比20%増の2,000万台超となり、新車販売の約4分の1を占めた。
欧州では前年比30%超増の420万台となり、新車販売に占める割合は28%に達した。
IEAは、EV普及と充電速度の上昇に伴い、系統容量制約が充電インフラ整備のボトルネックになり得ると指摘。
欧州では、ドイツが企業向けの充電設備や系統接続に関する支援指針を整備し、ポーランドが大型車向け充電ステーションへの電力供給地点の拡充を進めるなど、系統接続・増強への対応が進む。
IEAの現行政策シナリオでは、2035年のEV関連の電力需要は世界全体で1兆5,000億kWh超(2025年比約6倍)となり、これによる総電力需要の押し上げ幅は世界全体で約4%、欧州ではEV保有台数の増加や中大型電気貨物トラックの導入拡大を背景に10%超となる見通し。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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