ライヒェ経済・エネルギー大臣は2026年6月10日、エネルギー水道事業連合会(BDEW)の年次総会で講演し、ドイツのエネルギー政策の課題として、気候保護、供給安定性、手頃な価格、産業競争力を同時に実現する必要性を強調した。

再エネの拡大は進展しているものの、太陽光・風力の出力低下継続期間、ネガティブ価格、再給電コスト、系統混雑が深刻化しており、制度の再設計が不可欠だと指摘した。

その対応として、制御可能な電源の確保、容量市場の導入、再エネ法(EEG)改正、送配電網の拡張・デジタル化、水素インフラ整備、ガス備蓄やLNG長期契約の確保を進める方針を示した。

また、エネルギー転換を成功させるには、短期的な供給ショックへのレジリエンスと、特定国への依存を避ける主権の確保が重要だと述べた。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】

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