欧州電気事業者連盟(Eurelectric)は2026年6月18日、排出量取引制度(EU-ETS)の見直しに向け、欧州委員(気候担当)および加盟国環境相に対し、予見可能で競争力を支える制度設計を求める提言を公表した。

Eurelectricは、経済が成長する中、温室効果ガス排出量が2005年比で約50%削減されたとして、ETSについて脱炭素化と経済成長の両立に貢献してきたと評価した。

このため、制度の抜本的な見直しではなく、投資予見性を高める方向での改善を求めた。

提言では、(1)予見可能で持続可能な炭素価格の確保、(2)ETS収入などを活用した産業競争力強化、(3)ETS2(建物・運輸部門向け制度)を含む公正な移行の実現、以上の3点を優先課題として挙げている。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】

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