国際エネルギー機関(IEA)は2026年7月16日、クリティカルミネラルの最新報告書を発表した。

クリティカルミネラルは複雑化する地政学的環境において、各国のエネルギー・経済・国家安全保障政策の最重要課題となり、より強力な政策が求められていると指摘した。

近年、クリティカルミネラルの価格は下落傾向にあったものの、2025~2026年初頭に回復し、さらに主要国の輸出規制により加速した。

他方、価格変動や地政学的緊張で2025年の投資額は9%減となったが、各国政府が重要鉱物資源の供給拡大と多様化を支援したことで、公的資金の投入額は2023~2025年で4倍増となり、最大供給国のシェアは2023年の90%超から2025年には85%に低下した。

一方で、投資は採掘に集中し、精製や下流工程の能力拡大に向けた取り組みは遅れていると指摘。

各国政策立案者には、緊急時の備え、投資促進、技術・設備・労働力の課題への対処を提言している。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】

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