英国のEDF Energyは2026年7月22日、改良型ガス炉(AGR)のヘイシャムA原子力発電所1、2号機(625MW×2)とハートルプール原子力発電所1、2号機(655MW×2)の閉鎖予定時期を2028年3月から2030年3月まで2年間延期すると発表した。

2年間に原子力発電量が28TWh増加し、エネルギー安全保障と1,000人超の雇用維持に資するという。

安定したゼロカーボン発電を50年間支えてきたAGR発電所は、再生可能エネルギー中心の電力システムへの移行における系統安定性の維持、および国内ベースロード電源維持による電力逼迫時における輸入依存度の軽減、という2つの側面から重要とされる。

今回の決定は、ボイラーや黒鉛炉心の状態など技術的側面と供給網の強靱性や人員計画の詳細な見直しを受けて下されたもの。

同社は今後も更なる運転延長の可能性を判断するため、AGR発電所の運転期間を継続的に見直していくとしている。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】

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