エネルギー情報誌は2026年8月25日、エネルギー市場運用機関(AEMO)が全国電力市場(NEM)を対象とする「2026 Electricity Statement of Opportunities(ESOO)」を公表したと報じた。

ESOOは今後10年間の電力供給信頼度を評価するもので、今回の報告書では電化の進展に加え、データセンター(DC)による電力需要の増加が大きな論点となっている。

AEMOはDCの電力使用量が現在の約5TWhから2035~2036年度には約34TWhへ約7倍に増加すると見込んでいる。

これにより、NEMの運用需要に占めるDCの割合は約3%から約13%へ高まる見通しである。

一方、DC計画の一部には接続手続きの遅れや中止もみられ、需要見通しには不確実性も残る。

供給面では大規模発電・蓄電池事業の開発計画数が増えており、電力供給信頼度は改善方向にあるものの、その維持には再エネ、蓄電池、送電線事業などが計画通り進むことが不可欠であると指摘している。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】

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