[中央アジア] 中央アジア、ロシア製油所の操業停止により燃料調達先を多様化
2026年9月10日
2026年8月27日付報道は、ウクライナの攻撃でロシアの製油所が操業停止し、ロシアに燃料を依存してきた中央アジアが代替調達先を多様化させているとした。
水力が多く石油生産が少ないキルギスタンは、同月19日に中国石油天然ガス集団(CNPC)からの供給を確保したが、中国との間には直通の鉄道がなく道路も山岳地帯を越えるため費用がかさむ。
タジキスタンは同月18日、イランに大量の原油と燃料を要請したことを発表したが、イランと国境を接していないため輸送費用がかかり、米大統領によるイラン支援国に対する経済制裁リスクもつきまとう。
産油国カザフスタンの石油生産量は多いが精製能力は限られている。
このため精製能力を2倍以上に増強し、最終的には近隣諸国への石油製品の販売量を増やす計画である。
ロシアの製油所が復旧しても、中央アジアは調達多様化によるリスク分散を続けるだろうと地元紙は予測している。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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