2005年3月28日
電気事業連合会

本日、日本原燃(株)から、六ヶ所再処理施設の竣工時期の変更ならびに建設工事費の変更について決定を行った旨の連絡を受けました。

竣工時期の変更につきましては、安全確保と品質保証を最優先にした上で、昨年末に開始したウラン試験の進捗状況を踏まえ、アクティブ試験を着実に実施するための期間を考慮した結果であるとのことです。また、建設工事費の増加につきましては、今後の経営努力を通じて吸収することにより、昨年、総合資源エネルギー調査会電気事業分科会において合理的であると判断された原子燃料サイクルバックエンドの総事業費には影響を与えないとの報告を受けております。以上を総合的に見て、今回の竣工時期等の変更は妥当なものと受け止めております。

今後も、私ども電気事業者は、国のエネルギー政策の基本方針に沿って、原子燃料サイクルの確立に向け、安全確保と品質保証を最優先に、青森県・六ヶ所村をはじめ広く皆さまのご理解とご協力をいただきながら、日本原燃(株)と一体となって再処理事業に取り組んでまいる所存です。

以上