高速増殖炉の実証ステップとそれに至るまでの研究開発プロセスのあり方に関する中間論点整理 及び 第二再処理工場に係る2010年頃からの検討に
2007年5月8日
文部科学省
経済産業省
電気事業連合会
日本電機工業会
日本原子力研究開発機構
文部科学省、経済産業省、電気事業連合会、日本電機工業会及び日本原子力研究開発機構は、本年4月に行われた「高速増殖炉サイクル実証プロセスへの円滑移行に関する五者協議会」において、標記の件について合意し、本日、原子力委員会に報告を行いましたので、お知らせいたします。
<参考 : 本件の経緯>
・昨年7月、高速増殖炉(FBR)サイクルの研究開発段階から実証・実用化段階への移行にあたっての課題を検討し、関係者間での共有を図るため、文部科学省、経済産業省、電気事業連合会、日本電機工業会及び日本原子力研究開発機構の5者により、「高速増殖炉サイクル実証プロセスへの円滑移行に関する五者協議会」(以下「五者協議会」)を設置。
・また、上記課題のうち特に技術的内容を検討するため、昨年8月に、上記5者に学識経験者を加え「高速増殖炉サイクル実証プロセス研究会」(座長:田中知 東大教授、以下「研究会」)を設置。
・研究会では、炉分野、燃料サイクル分野の順で検討を進めることとし、まず炉分野について7回の検討を行い。本年3月に「高速増殖炉に関する中間の論点整理」(参考資料1)資料をとりまとめ。また、今後は第二再処理工場を含む燃料サイクル側の検討に入ることとし、その内容と進め方を整理(参考資料2)。
・こうした研究会での検討の進捗を受け、本年4月に五者協議会において、5者で上記合意を行い、原子力委員会に報告するに至ったもの。
<添付>
資料1以上