電気事業連合会

電気事業連合会からのお知らせ

熊本地震による川内原子力発電所への影響について

2016年4月21日
電気事業連合会

このたびの地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

熊本地震による川内原子力発電所への影響につきまして、現在、1,2 号機は安全に運転を継続しており、プラントの状態監視及び現場パトロールにおいて、異常は確認されておりません。

原子力発電所は設定値以上の揺れを感知した場合は、自動的に停止する仕組みがあり、川内原子力発電所の自動停止設定値は160ガル※となっております。

一方で、4月16日(土)1:25頃に発生した熊本地震の本震(震度7、M7.3)で観測された揺れは、川内原子力発電所の岩盤上では8.6ガル※であり、原子力発電所の安全な運転に支障をきたすものではありません。

なお、熊本地震による川内原子力発電所への影響に関する詳細につきましては、以下の資料をご覧ください。

※ガル:地震動の加速度で1秒間にどれだけ速度が変化したか表す単位。速度が1秒ごとに秒速1cmずつ速くなる加速状態を1ガルという。
例えば、自動車が発進する時に、ある大きさの速度に達するまでの時間が短かければ短いほど大きな加速度が加わる。

 

以上

電気事業連合会HOMEへ
ページの先頭へ