電気事業連合会

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海外からの返還廃棄物の受入れについて【会長コメント】

2010年8月19日
電気事業連合会
会長 清水 正孝

 本日、青森県知事より、英仏で発生した低レベル放射性廃棄物の受入れについてご了解をいただきました。

 海外返還廃棄物の受入れは、わが国の原子燃料サイクルを円滑に進めていく上で大変重要な課題であり、青森県民の皆さま、青森県・六ヶ所村をはじめ関係者の皆さまのご理解とご尽力に心から感謝を申し上げます。

 

 今後は、日本原燃によって、仏国からの返還開始までに高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターの機能追加を実施するとともに、適切な安全対策や十分な耐震性を持った低レベル廃棄物受入れ・貯蔵施設を建設する計画です。

 また、代替取得により英国から返還される高レベル放射性廃棄物ガラス固化体につきましては、六ヶ所村に貯蔵されているガラス固化体と同様、貯蔵管理期間終了時点までに確実に青森県外へ搬出いたします。

 

 私ども電力業界は、引き続き、原子燃料サイクル事業を日本原燃と一体となって安全最優先に進めるとともに、高レベル放射性廃棄物の最終処分地選定に向けて、国・NUMOと連携を密にしながら全力で取り組んでまいります。

以上

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