電気事業連合会

よくあるご質問

【2-4】自然界の放射線と人工の放射線では身体への影響が異なるのではないか?

 放射線を発する物質は自然界に元来から存在するもの(40K、222Rnなど)と、人為的に発生するもの(例えば原子炉内で生成)があります。
 ・人工放射性物質から出る放射線も自然放射性物質から出る放射線もアルファ線、ベータ線、ガンマ線という種類は同じです。
 ・人工放射能から発する放射線のエネルギーと自然放射能から発生する放射線エネルギーは異なりますが、このエネルギーによる人体への影響をシーベルト(Sv)という統一した影響の指標に換算しています。つまり、シーベルトという単位で比べれば、自然放射能も人工放射能も同じ土俵で評価出来ます。
 ・自然界(宇宙、大気、食物、地面等)からは、平均年間2.1mSv被ばくしています。うち、40K(半減期12.8億年)は食物を経由して体内に取り込んでおり、年0.18mSv程度に相当します。

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