電気事業連合会

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ロシア、新型高速炉建設に向けてライセンスを発給

2013年5月28日

2013年5月21日付の報道によると、ロシアの規制当局Rostechnadzorは、AKMEエンジニアリング社に対し、新型高速炉試験炉建設のための、原子力発電所建設ライセンスを発給した。同社は、「SVBR-100」という金属冷却統合型高速炉開発のため、2009年にロスアトムによって設立された会社で、10万kWモジュラー炉の設計、建設、実用化を任務としている。試験炉はディミトロフグラードにある原子炉研究所(RIAR)に建設され、2017年に運転開始の予定である。「SVBR-100」では、炉心、蒸気発生器、主循環ポンプなどの一次系全体が単一の鉛ビスマス冷却材容器の中に組み込まれる。原子炉の概念は、すでにロシアのアルファ級原子力潜水艦などに使用されているという。

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