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ドイツ、電気料金に占める公租公課が記録的な金額に

2013年6月25日

ドイツエネルギー・水道事業連合会(BDEW)は2013年6月10日、ドイツの電気料金に占める公租公課の合計額が過去最高の316億ユーロ(約4兆円)に達したことを明らかにした。これは電気料金負担額の約50%に相当する。2012年と比較すると77億ユーロ(約9900億円)の増加となっている。全体の3分の2にあたる204億ユーロ(約2兆6000億円)分は再生可能エネルギー導入のための賦課金である。ドイツの標準家庭(3人家族、年間電力使用量3500kWhの場合)の1カ月当たりの電気料金は約83ユーロ(約10800円)となり、1998年時点の約49.90ユーロ(約6400円)と比較すると約7割増えている。この間、発送配電費用は11%しか増加していないのに対し、公租公課は243%増加している。BDEWのミュラー専務理事は、2014年の再エネ賦課金はさらに上昇する可能性があるため、再生可能エネルギー法の見直しが必要だとしている。

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