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米国、サンオノフレ原発廃炉の影響で卸売電力料金が上昇

2013年8月8日

2013年7月25日付の報道によると、サンオノフレ原子力発電所の2基の早期廃炉に伴い、カリフォルニア州の卸売電力料金が大幅に上昇しているという。南カリフォルニアエジソン社(SCE)は、同発電所2号機の燃料217体すべての取り出し作業が7月18日に完了したことを米国原子力規制委員会(NRC)に通知した。NRCによる燃料取り出しの確認が行われれば、同機の運転ライセンスは所有ライセンスに置き換わる。3号機は、6月末に同様の通知をすでに提出している。同発電所の2、3号機が停止した2012年1月以来、カリフォルニア州の卸売電力価格は上昇し始め、米国エネルギー情報局(EIA)は2013年上半期の同州の卸売電力価格が59%上がったと報告しており、その主な要因がこの2基の停止にあるとしている。

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