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[EU] 2014年太陽光導入量は前年から3割以上減少

2015年4月15日

2015年3月27日付業界紙などによると、欧州太陽光産業協会(EPIA)がとりまとめた2014年におけるEU域内の太陽光設備導入量は700万kWであった。

同設備導入量は2011年以降減少が続く。

2014年実績は2013年(1,100万kW)より3割以上少なく、過去最高を記録した2011年(2,240万kW)の3分の1以下の水準。

世界の太陽光設備導入量は、中国、日本、米国での導入拡大により、2014年は前年比8%増の4,000万kWとなった。

EUの割合はそのうち17%で、ドイツ、イタリアの2カ国で60%を占めた2011年から大きく縮小した。導入量減少の背景には、各国政府による再エネ支援策の見直しがある。

欧州では再エネ電力買取コストの増加に伴って電力価格が上昇傾向にあることから、各国政府はFIT制度を見直し、買取コストの抑制を図っている。

その一方、英国では2015年2月末時点の累積設備導入量が523万kWとなり前年同月末時点(306万kW)から71%増加した。

EPIAは、英国はかつての太陽光大国ドイツ、イタリアを追い抜き、欧州最大の太陽光市場となろうとしていると述べている。

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