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[欧州] EU域内における2014年下期の家庭用電気料金水準が公表

2015年6月10日

欧州統計局は2015年5月27日、EUにおける2014年下期の家庭用電気料金水準を公表した。

それによると、EU加盟28カ国の家庭用電気料金は前年同期比で平均して2.9%上昇した。

上昇率が最も大きかったのはフランス(10.2%)であり、また、マルタでは同期間に電気料金が26.2%値下がりした。

電気料金水準をユーロ換算で比較するとデンマーク(30.4ユーロ/100kWh)が最も高く、ドイツ(29.7ユーロ/100kWh)がこれに続いた。

購買力基準(PPS)ベースではドイツの電気料金が最も高かった。

一方、電気料金が最も安い国はブルガリア(9.0ユーロ/100kWh)であり、これにハンガリー(11.5ユーロ/100kWh)が続いた。

上位2カ国においては、電気料金の半分以上を付加価値税、再エネ導入賦課金等の公租公課が占めている。(参考:1ユーロ=140.68円 6月8日終値)

 

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