海外電力関連 トピックス情報
[カナダ] ノースウェスト準州で最大のオイルシェールを調査
2015年6月24日
ノースウェスト準州マッケンジー平原のブルーフィッシュ・シェールとキャノール・シェールの原始埋蔵量(貯留層内にある石油の総量)が、国家エネルギー委員会とノースウェスト準州地質調査委員会によって調査され、2015 年5 月26 日に発表された。
シェール層が厚く地理的に広範囲なキャノール地点は原始埋蔵量1,450 億バレルを含むことが見込まれ、シェール層の非常に薄いブルーフィッシュ地点でも原始埋蔵量460 億バレルを含むことが見込まれる。
坑井(こうせい)試験の結果がまだ入手できないため、これらのシェールが、実際に商業生産可能であるかどうかについてまだ不確実であり、市場性のある油の量(技術予見のもとで回収可能である原始埋蔵量)は推定されていない。
もし、原始埋蔵量資源の1%をキャノール・シェール層から回収することができれば、14.5 億バレルの市場性のある資源となる。
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