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[ドイツ] 放射性廃棄物最終処分場に関する計画が閣議決定される
2015年8月31日
ドイツ連邦政府は2015年8月12日、環境大臣によって提出された国家放射性廃棄物処分計画を閣議決定した。
同計画案は、EUの廃棄物指令によって欧州委員会への提出が義務付けられていたもの。
環境大臣は、「同計画はすべての放射性廃棄物に対する安全かつ責任ある包括的な方法を示している」とコメントしている。
放射性廃棄物を最終処分するために、同計画は、中低レベルと高レベルの二つの立地場所を提案している。
一つは、以前は鉄鉱石鉱山であったコンラート中低レベル放射性廃棄物処分場であり、もう一つは、未決定の高レベル放射性廃棄物処分場である。
しかし、同計画では、これまでの提案とは異なりコンラート処分場の拡張を求めておらず、同国の原子力発電所の停止期限である2022年までに生ずるすべての放射性廃棄物を収容するには、別の処分場を必要としている。
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