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[パキスタン] イランとのガスパイプライン建設、協議再開

2015年9月2日

2015年8月13日付報道によると、パキスタン訪問中のイランMohammad Javad Zarif外務大臣は、同日にパキスタンのシャリフ大統領らと会談を行い、中断していたIP ガスパイプライン(容量:400億m3/年)計画再開の可能性について話し合ったと公表した。

同計画は2013年に両国が合意し、イラン側は同国が20億ドル以上を投資して完成したものの、パキスタン側においてはイランへの経済制裁で国際協力を得難い関係上、予定距離の80km程度が残っており全体の半分も完成していない状態であった。

パキスタン国内は深刻な電力・エネルギー不足に悩まされているため、同政府は2018年の総選挙前に同計画を完成させたい意向である。

また、パキスタン政府筋によると、将来的に同パイプラインを拡張し、パキスタン北東部から中国に接続することも可能であると述べている。

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