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[米] 米ドミニオン社、自社サリー原子力発電所の2 回目の運転認可更新の意向を表明

2015年11月19日

2015 年11 月6 日付の報道によると、米国の電力会社であるドミニオン社は、同社の所有するサリー原子力発電所1、2 号機について2回目の営業運転認可の更新を行う意向を米原子力規制庁(NRC)に通知した。
米国内の原子力事業者がNRC へ2回目の運転認可更新を行う意向を通知したのは、初の事例となる。
同社は、認可更新に関する技術面をレビュー中であるが、2019 年に予定している更新申請を妨げる大きな障壁はないとしている。
同社のDavid Christian 副社長は、「2 回目の認可更新は、顧客および地域の経済や環境にとって良いニュースである。
我々の顧客は、発電所からの安全で信頼性のある低価格な電気を継続的に受け取ることで利益を得る」と述べている。
サリー1、2 号機はそれぞれ1972 年、1973 年に運転を開始し、両機とも2003 年に1 回目の認可更新(20 年)を済ませている。
現在の運転認可の期限は、それぞれ2032 年、2033 年となっているが、2 回目の更新(20 年)が認可されれば、2052 年と2053 年までとなり、運転開始以来80 年目までの運転が可能となる。

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