海外電力関連 トピックス情報
[米国] ワッツバー原子力発電所2号機、最初の燃料装荷が完了
2015年12月28日
2015 年12 月9 日付の報道によると、テネシー峡谷開発公社(TVA)が新規に建設を進めてきたワッツバー原子力発電所2 号機(テネシー州)で、原子炉内に初めて燃料を装荷する作業が完了した。
12 月5 日から9 日にかけて、193 体の燃料が、装荷された。
ワッツバー2 号機は1973 年に建設が開始されたが、電力需要の伸び悩みなどにより1985年に一時中断、その後2007 年に建設が再開された。
今年10 月には、米国原子力規制委員会(NRC)より40 年の運転認可を新規に取得していた。
TVA は年末までには出力上昇テストを開始し、2016年初頭には営業運転を開始するとしている。
運転が開始されれば、米国において20 年ぶりの新設原子炉の稼動となる。
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