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[米国] バーモントヤンキー原子力発電所閉鎖でニューイングランド地方のCO2排出量が7%上昇

2016年3月9日

2016年2月22日付の報道によると、2015年のニューイングランド地方の発電に伴うCO2排出量が2014年比で7%上昇した。
この理由について地域の系統運用者であるISOニューイングランドは、2014年末のバーモントヤンキー原子力発電所(BWR、65万kW、バーモント州)の閉鎖で、化石燃料による発電が増えたためと説明している。
2015年の同地方の発電に伴うCO2排出量は3,000万tとなり、2014年の2,800万tを上回った。
これは、ここ数年の下降トレンド(2012年:3,200万t、2013年:3,100万t)に逆らうものになっている。
ニューイングランド地方には現在、4基(ピルグリム、シーブルック、ミルストン2、3 号)の原子炉があるが、このうちピルグリムについては2019 年半ばまでの閉鎖が発表されている。
(上記「t」は米トンで、1米トン≒907 ㎏)

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