海外電力関連 トピックス情報
[米国]ネブラスカ電力公社会長、クーパー発電所の運転は継続と発言
2016年7月22日
2016年6月28日付の報道によると、ネブラスカ電力公社のKen Kunze会長は、クーパー発電所(BWR、81万kW)の運転を今後も継続していくとの考えを示した。
同じネブラスカ州の同じミズーリ川沿いに立地し、約130kmしか離れていないフォートカルホーン発電所(PWR、48万kW)は、オマハ電力公社の取締役会で2016年末までの閉鎖が決定されており、ネブラスカ州の2つの発電所で明暗が分かれた。
会長は、「クーパー発電所を閉鎖するつもりはない。
時が経てば人々は風力や太陽光の間欠性を認識する。
明かりをともし続けるクーパー発電所の運転は必要である」と述べている。
なお、2015年の両発電所の発電コストは、クーパー発電所が40ドル/MWh、フォートカルホーン発電所が71ドル/MWhとされている。
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