海外電力関連 トピックス情報
[イタリア]放射性廃棄物貯蔵所の建設可能地区地図、間もなく公表予定
2016年8月22日
イタリアのガレッティ環境相は2016年8月3日に行われた議会の質疑応答で、放射性廃棄物貯蔵所の建設可能地点を記した全国適性可能地区地図(CNAPI)の関係各省による審査が最終局面にあり、間もなく公表される見通しであると明らかにした。
しかし、具体的な公表時期に関しては明言しなかった。
CNAPIは国有企業の原子力設備管理会社が作成し、環境保護・研究高等研究所のチェックを受けた後、さらに環境省と経済発展省が審査を行って公表を許可することになっている。
CNAPIは2015年3月に政府に提出されたものの、政府が見直しを求めた。
これを受けて、原子力設備管理会社は2015年6月に修正版を作成し、環境保護・研究高等研究所の合意を得て7月に政府に再提出した。
CNAPIの公表後、州、地方自治体、住民、学界などからの意見を聴取するための全国セミナーが開催され、適切な地点がさらに絞り込まれて全国適正地区地図(CNAI)が作成されることになる。
州はこの段階で誘致への関心の表明を行うことが可能である。
ガレッティ環境相は、最終地点の特定はすべての関係者の参加が原則であり、手続きには18カ月要すると語った。
しかし、具体的な公表時期に関しては明言しなかった。
CNAPIは国有企業の原子力設備管理会社が作成し、環境保護・研究高等研究所のチェックを受けた後、さらに環境省と経済発展省が審査を行って公表を許可することになっている。
CNAPIは2015年3月に政府に提出されたものの、政府が見直しを求めた。
これを受けて、原子力設備管理会社は2015年6月に修正版を作成し、環境保護・研究高等研究所の合意を得て7月に政府に再提出した。
CNAPIの公表後、州、地方自治体、住民、学界などからの意見を聴取するための全国セミナーが開催され、適切な地点がさらに絞り込まれて全国適正地区地図(CNAI)が作成されることになる。
州はこの段階で誘致への関心の表明を行うことが可能である。
ガレッティ環境相は、最終地点の特定はすべての関係者の参加が原則であり、手続きには18カ月要すると語った。
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