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[米国] 原子力エネルギー協会、MOX燃料施設は米国の核不拡散目標に不可欠と発言

2016年10月12日

2016年9月22日付の報道によると、原子力エネルギー協会(NEI)は、MOX燃料施設は米国の核不拡散目標達成に不可欠として、同施設(進捗率72%)の建設継続を訴えた。
NEIのマリア・コルスニックCOOは、「MOX燃料施設は3分の2以上が完成しており、実行可能な代替策は存在しない。
重要なことは、米国の国際的な核不拡散責務の達成であり、また、そのプロセスにおいて、プルトニウムがカーボンフリーの電気に転換されるということである」と述べている。
このMOX燃料施設建設プロジェクトは、ロシアとの戦略兵器削減合意に基づき、余剰プルトニウムをMOX燃料に転換するため、2007年に施設の建設が開始された。
しかし、エネルギー省は2017年度予算要求の中で、同施設が予想よりも大幅に高額となることが確認されたとし、建設中止を表明していた。

 

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