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[カナダ] ダーリントン原発運転継続は200万台分の自動車排ガス削減に相当

2016年10月24日

オンタリオ・パワー・ジェネレーション(OPG)社は2016年10月5日、2055年までダーリントン原子力発電所を運転した場合の環境への影響を比較した報告書を発表した。
同報告書はIntrinsik Environmental Sciences 社により作成されたもので、天然ガス火力など他の電力供給オプションと比較している。
同報告書は「ダーリントン発電所を大規模改修工事し、2024年から2055年まで運転を続けた場合、温室効果ガス排出量の合計削減量は合計2億9,700万t、年間平均960万tの削減量となり、200万台の自動車排ガス量に相当する」と結論している。
またOPG社長兼CEOのJeff Lyash氏は「クリーンエネルギーである原子力発電は、オンタリオ州の将来の経済的および環境的な成功に大きな役割を果たしており、その大部分はダーリントン発電所の改修とピカリング発電所の運転に依存している」と強調した。 

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