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[米国] エクセロン社、イリノイ州原子力支援法成立で400人新規雇用へ

2017年1月10日

イリノイ州の「未来のエネルギーと雇用」法案は、2016年12月1日に議会を通過し、同年12月7日にRauner知事によって署名され、制定の運びとなった。
イリノイ州には、エクセロン社が運転するクリントンおよびクアッド・シティーズ原子力発電所があり、同州で発電されるCO2排出ゼロ電源の90%はこれら原子力発電によるものである。
同法案には、クリントンおよびクアッド・シティーズなど既設の原子力発電の運転継続を可能とする規定が盛り込まれていた。
州議会は、同法の制定によって、少なくとも10年間クリントンおよびクアッド・シティーズ原子力発電所の運転継続が可能となり、4,200人分の関連雇用が保証されると評価している。
エクセロン社は、これらのプロジェクトを支援するため、400人以上の常勤従業員を追加雇用するとしている。
発電所では、原子燃料交換停止を行うため、毎年3,000人以上の電気技師、配管工、溶接業者、労働者および請負業者を雇用しているが、これらは新規雇用で地元調達するとしている。

 

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