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[英国] 英国、欧州原子力共同体からも離脱の可能性:新規原発への影響懸念

2017年2月10日

英国政府は2017年1月26日に議会に提出したEU離脱法案の説明文書で、「EUからの離脱は、欧州原子力共同体(Euratom)からの離脱も含まれる」と明記した。
同法案は、1月24日、英国最高裁判所が「EU離脱手続の開始には議会の承認が必要」と裁定したことを受けて、議会に提出された。
欧州原子力共同体からの離脱が実行された場合、EU加盟国や日米等の第三国と原子力協定を新たに締結しなおす必要があり、ヒンクリーポイントC原子力発電所等の新規原子力発電所の工期に影響が出る可能性があるとの懸念が産業界に広がっている。
欧州原子力共同体は、歴史的背景から他の共同体とともにEUに統合後も法的には独立した形を取っていた為、離脱手続きを同時に行う必要はないのではとの意見も出ている。

 

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