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[フィンランド] オルキルオト1、2号機、運転期間の延長を申請

2017年2月20日

フィンランド産業電力(TVO)は2017年1月27日、同国南西部エウラヨキに位置するオルキルオト原子力発電所 1、2号機(86万kW×2基)の運転期間について、規制当局の労働経済産業省に対して20年間の延長申請を行ったと発表した。
1、2号機はそれぞれ1978年と1980年に運転開始をしており、運転許可は2018年に切れる予定となっている。
フィンランドでは現在オルキルオト3号機(165万kW)の建設を行っているが、これまでに工程遅延が繰り返されており、現在では2019年の運転開始を予定している。
今回の延長申請についてTVOは、オルキルオト1、2号機による発電量はフィンランド消費電力量の17%、総発電量の22%を占めており、今回は2038年までの運転期間の延長申請を行ったと公表している。
なお、フィンランドの原子炉は10年ごとに定期安全レビューが実施されており、運転継続するには別途原子力規制機関の審査に合格する必要がある。

 

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