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[中国] 原子力発電事業者、発電電力の消費を保証するよう訴え

2017年3月21日

2017年3月13日の現地報道によると、原子力発電事業者3社のトップと全国政治協商会議委員の一部は、北京で開催された全国会議において、原子力発電所で発電される電力に優先的な利用を保証するよう提案した。
この提案では、クリーン電源である原子力発電の優先運転、可能な限り多く発電できるような年度発電計画、関係規則と体制等を制定するとともに、省をまたぐ送電設備の整備を強化し、原子力発電電力を大量に送電することなどを求めている。
中国広核集団有限公司は、「2016年に全国の原子力発電所の年間発電電力量は2,428億kWhが期待できたが、実績は1,966億kWhで、原子炉7基の年間発電電力量にあたる462億kWhの電力量が販売の機会を失ったことになる。
原子力の基準卸料金は0.43元/kWhであるので、原子力事業者にとっては約200億元の売り上げを逃したことになる」とコメントしている。

 

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