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[ブルガリア] ブルガリアの原子力規制当局、コズロドイ5号機の運転期間10年延長を許可
2017年11月21日
ブルガリア原子力規制庁(BNRA)は11月3日、コズロドイ原子力発電所5号機について運転期間を10年延長することを正式に許可した。
同国ではすでに閉鎖済みの同1~4号機(各44万kWのPWR)も含め、稼働中の5、6号機(各100万kWのPWR)はすべてロシア型PWRであり、設計上の公式運転期間は30年。
格納容器を持たない第2世代設計の1~4号機は、ブルガリアが欧州連合に加入する条件として30年を待たずに閉鎖されており、同国内の商業炉で運転期間の延長が許可されたのは、5号機が初めてのことになる。
これにより、1987年に送電開始した同炉は2027年までの運転継続を許された。
コズロドイ5、6号機は現在、国内総発電量の約33%を供給する基幹電源であることから、6号機についても実行可能性調査の実施契約締結など、運転期間の延長準備が進められている。
5号機の運転期間延長に際し、コズロドイ原子力発電会社は2014年に機器の技術的な状態調査と改修工事の実施について、ロシア国営の原子力総合企業ロスアトム社が率いる企業連合と合意。
同連合には、ロシアの民生用原子力発電会社であるロスエネルゴアトム社、およびフランス電力も参加していた。
2016年10月に同工事が完了した後、改修済みのシステムや構造物、機器を点検・分析した結果、コズロドイ原子力発電会社は同炉が2047年まで合計60年間、安全運転が可能な状態であることを確認したという。
しかし、規制上の制約があるため、差し当たり10年の期間延長をBNRAに申請していた。
同国ではすでに閉鎖済みの同1~4号機(各44万kWのPWR)も含め、稼働中の5、6号機(各100万kWのPWR)はすべてロシア型PWRであり、設計上の公式運転期間は30年。
格納容器を持たない第2世代設計の1~4号機は、ブルガリアが欧州連合に加入する条件として30年を待たずに閉鎖されており、同国内の商業炉で運転期間の延長が許可されたのは、5号機が初めてのことになる。
これにより、1987年に送電開始した同炉は2027年までの運転継続を許された。
コズロドイ5、6号機は現在、国内総発電量の約33%を供給する基幹電源であることから、6号機についても実行可能性調査の実施契約締結など、運転期間の延長準備が進められている。
5号機の運転期間延長に際し、コズロドイ原子力発電会社は2014年に機器の技術的な状態調査と改修工事の実施について、ロシア国営の原子力総合企業ロスアトム社が率いる企業連合と合意。
同連合には、ロシアの民生用原子力発電会社であるロスエネルゴアトム社、およびフランス電力も参加していた。
2016年10月に同工事が完了した後、改修済みのシステムや構造物、機器を点検・分析した結果、コズロドイ原子力発電会社は同炉が2047年まで合計60年間、安全運転が可能な状態であることを確認したという。
しかし、規制上の制約があるため、差し当たり10年の期間延長をBNRAに申請していた。
【情報提供:一般社団法人日本原子力産業協会】
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