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[フランス] マクロン大統領、原子力の優れた環境適合性を強調
2018年1月11日
2017年12月17日付の現地報道によると、フランスのマクロン大統領は2017年12月15日、EU首脳会議後の記者会見において、「CO₂排出量削減はフランスの最優先課題」と述べるとともに、「原子力はCO₂排出量の点で優れている。
再エネと組み合わせて発電することで、最も低炭素の発電構成を実現できる」と発言した。
また、原子力の40年超運転について、「(2020年に公表予定の)規制当局の包括的な安全評価書をもとに、その是非を判断する」としながらも、「おそらくいくつかの原子炉を閉鎖し、他の原子炉は近代化を進める(40 年超運転する)ことになるだろう」と述べた。
なお、フランス政府は2025年までに原子力発電比率を現行の75%から50%に引き下げる目標を立てていたが、2017年11月には、目標達成時期を2025年から後ろ倒しする方針を示している。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
<参考>[フランス]環境大臣、2025年の原子力削減目標達成の先送りを示唆する発言(2017年11月10日掲載)
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