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[フランス] EDF幹部、小型原子炉の開発検討が必要と発言

2018年4月9日

2018年3月15日付の現地報道によると、フランス電力大手EDFのウルスラ原子力担当役員は同日開かれたフランス原子力学会セミナーの席上、「フランスでは常に大型原子炉が選好されてきたが、これからは小型原子炉(SMR)の開発も検討しなければならない」と発言した。
また、原子力・代替エネルギー庁(CEA)のゴーシェ局長は「今後18カ月間でSMRの技術的・財務的実現可能性を検討する」と述べた。
同報道では、EDFとCEAは既に15万~17万kW級SMRの研究を開始しているとされており、フランス原子力学会も「SMRは主要送電網から隔絶された国、地域、島での電力供給だけでなく、都市部の暖房システムや海水の淡水化にも活用できる」と前向きな姿勢を示している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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