原子力規制委員会(NRC)は2018年4月5日、フロリダパワー&ライト(FPL)社がフロリダ州に計画しているターキーポイント発電所6、7号機に係る建設運転一括許認可(COL)の発給を承認すると発表した。
FPL社は、ターキーポイント発電所サイトにAP1000×2基を6、7号として増設するとし、2009年6月にNRCへCOLを申請していた。
実際の建設についてFPL社は、ジョージア州で建設中のボーグル3、4号(AP1000)の完成(約4年後)を待って決断するとしている。
これまでNRCへ申請された18件のCOLのうち、今回を含め8件が発給されたが、審査の中断や取り下げを除きすべての審査が終了したことになる。
なお、ターキーポイント発電所の構成は、1、2、5号は火力、一方、3、4号は原子力(PWR)となっており、3、4号については今年1月に、運転延長(80年運転)の申請をNRCに提出している。

 

【情報提供：一般社団法人海外電力調査会】

 

＜参考＞[米国]米国初、原子力発電80年運転に向けた運転認可延長申請(2018年4月2日)