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[中国・英国] ロールス・ロイス社、広核集団より制御棒システム改良を受注

2018年5月11日

英国ロールス・ロイス社は2018年4月6日、中国広核集団公司(CGN)が所有する14基のCPR1000型原子炉用の制御棒制御システム機器の改良の契約に調印したと発表した。
契約はCGNの子会社である蘇州熱工研究院有限公司(SNPI:Suzhou Nuclear Power Research Institute)との間で締結され、新たに形成されたパートナーシップによって、広核集団グループの発電所の運転において、コスト低減と効率向上が期待されるとした。
また、ロールス・ロイス社は、広核集団が45%所有している紅沿河(Hongyanhe)原子力発電所と長期保守契約を締結、さらに、大亜湾(DayaBay)原子力発電所、寧徳(Ningde)原子力発電所との長期保守契約も更新したと発表していた。
同社は秦山(Qinshan)原子力発電所や大亜湾原子力発電所向けに1994年頃より計装制御(I&C)システムを納入しており、中国で運転もしくは建設中の原子炉の70%以上に、同社の安全系計器や制御技術が採用されているとした。

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