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[フランス・ロシア] フラマトム、ロスアトム子会社と提携の予備合意を締結

2018年6月22日

フランス電力大手EDFの子会社で原子炉製造等を担うフラマトム社は2018年5月25日、ロシア国営原子力企業ロスアトムの子会社JSC RASU社との間で、計装制御システム部門での提携に関する予備合意を交わしたと発表した。
  具体的には、
(1)ロシア製原子炉VVERやフラマトム社製原子炉(EPR等)の建設プロジェクトに両社が参画する、
(2)原子力設備のメンテナンス、改修、訓練等で両社が協力する、
(3)ロシア製機器の欧州・世界基準への認証にフラマトム社が協力する、
(4)ロスアトム社の新設プロジェクトにフラマトム社の計装制御システムを導入する、
(5)ロスアトム社の拠点でフラマトム社の機器やシステムを製造すること等について、その大枠が合意された。
フラマトム社のルリエーヴル副社長は「トルコ、ハンガリー、エジプトといった原子力輸出のターゲット市場において、今回の合意が顧客のニーズを満たすことにつながる」とコメントした。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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