台湾電力公司は2018年6月6日、政府の原子能委員会(AEC)から第2(国聖)原子力発電所2号機(98万5,000kW)の再稼働を認可されたため、5日午後5時に同2号機の運転を開始したと発表した。
同2号機は、2016年5月に発生した設備故障により大規模な改修工事を行い、2018年1月に工事が完了、3月5日にAECの再稼働の認可を受け、同月21日に調整運転を開始したが、29日に自動停止したことから、運転を停止していた。
同社の関係者は「2号機はトラブルが続いたが、改修工事や自動停止の対応により安全を確保できた。
電力需要が拡大する中、約1週間でフル稼働できる」とコメントしている。

 

【情報提供：一般社団法人海外電力調査会】