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[アラブ首長国連邦] UAEに対するIAEAの統合原子力基盤レビューが完了

2018年7月30日

2018年7月2日付の報道によると、国際原子力機関(IAEA)はアラブ首長国連邦(UAE)に対する統合原子力基盤レビュー(INIR)を完了した。
INIRは、発電所運開までの工程を3つのフェーズに区切り、各々のフェーズで対象項目を評価するものであり、今回、運開前段階で行う最終のフェーズ3評価が完了した。
IAEAは、INIRフェーズ3において、UAEの原子力インフラに対して、人事育成、規制や法的枠組み、原子力安全や放射線防護、セキュリティ、原子燃料サイクルや廃棄物管理等の分野についての評価を行った。
IAEAはINIRを終え「UAEは初号機の運転準備に十分重点を置いているが、まだいくつかの作業が残っている」と述べ、放射性廃棄物管理および原子力発電プログラムの長期的な持続可能性の確保に向けた提言を行ったとされている。
なお、UAEにおける原子炉初号機であるバラカ1号機は2019年末~2020年初頭に燃料装荷の予定である。 

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