海外電力関連 トピックス情報
[米国] コネチカット州、ミルストン原発がゼロ炭素電源入札に参加可能に
2018年8月20日
コネチカット州エネルギー・環境保護局は2018年7月31日、リスク時期を定義し直したゼロ炭素電源の提案要請書を発行した。
同州で唯一運転中のミルストン原子力発電所を所有するドミニオン・エナジー社は、同発電所のリスク状況が認識され、電力価格以外の環境面での貢献度が評価されることを期待していると発表した。
同州では昨年10月、原子力が州のゼロ炭素電源調達プロセスへ入札できるように規制を変更する法案が州議会で可決された。
しかし、その後、同局がドラフトとして発表した提案要請書では、同原子力発電所の参加は2023年の予定で設定されていたため、ドミニオン・エネルギー社は、ドラフトのままでは、ゼロ炭素電源調達プロセスへの参加が遅れ、同発電所の操業の不確実性が高まるとコメントしていた。
さらに、同州の公益事業規制委員会、原子力エネルギー協会、同州弁護士有志等も可決された法案の趣旨に鑑み、懸念を表明していた。
同局は、ドラフトに対するこれら約70のコメントを分析し、修正を最終提案要請書に今回纏めたとした。
これにより、ゼロ炭素電源の入札が2018年9月14日に行われ、落札者が年末に決まっていくことになり、同原子力発電所もこのプロセスに参加可能となった。
同州で唯一運転中のミルストン原子力発電所を所有するドミニオン・エナジー社は、同発電所のリスク状況が認識され、電力価格以外の環境面での貢献度が評価されることを期待していると発表した。
同州では昨年10月、原子力が州のゼロ炭素電源調達プロセスへ入札できるように規制を変更する法案が州議会で可決された。
しかし、その後、同局がドラフトとして発表した提案要請書では、同原子力発電所の参加は2023年の予定で設定されていたため、ドミニオン・エネルギー社は、ドラフトのままでは、ゼロ炭素電源調達プロセスへの参加が遅れ、同発電所の操業の不確実性が高まるとコメントしていた。
さらに、同州の公益事業規制委員会、原子力エネルギー協会、同州弁護士有志等も可決された法案の趣旨に鑑み、懸念を表明していた。
同局は、ドラフトに対するこれら約70のコメントを分析し、修正を最終提案要請書に今回纏めたとした。
これにより、ゼロ炭素電源の入札が2018年9月14日に行われ、落札者が年末に決まっていくことになり、同原子力発電所もこのプロセスに参加可能となった。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
海外電力関連 トピックス情報
公式Twitterアカウントのご案内
海外電力関連 トピックス情報は、以下の電気事業連合会オフィシャルTwitterアカウントにて更新情報をお知らせしております。ぜひ、ご覧いただくとともにフォローをお願いいたします。
- アカウント名:@denjiren