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[インド] 原子力庁、2031年までに原子力発電設備は3倍に増加すると表明

2018年9月20日

インド原子力庁(DAE)は2018年8月8日、同国の原子力発電設備が2031年までに現在の678万kWから2,248万kWまで、約3倍に増加すると予想される、と同国議会において発言した。
2025年までに9基(670万kW)、2031年までに12基(900万kW)の原子炉を新設する予定としている。
2025年までの9基は様々な州で建設段階に入っており、この中にはカルパッカムで建設中のプロトタイプ高速増殖炉(50万kW)も含まれる。
また、DAEによるとその後の12基は、2017年6月に政府が承認した。
インドはこれまで、2032年までに原子力発電を6,300万kWに増設するとしていたが、今回の2031年までの計画では、自国製の原子炉のみを対象としている。
また、2025年以降の数値は確定したものではなく、国内および輸入の原子炉の状況によって変わるとしている。
2018年6月、フランスEDFと米国GEはジャイタプールの160万kWの原子炉6基建設について「戦略的協力協定」を発表したが、同計画は技術的や商業的な多くの問題により10年以上進展していない。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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