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[EU] CO2排出権価格、年内に25ユーロ/tCO2まで上昇する可能性
2018年9月21日
2018年8月23日付の専門誌報道によると、大手情報企業Thomson Reuters Point Carbonのアナリストは、EU・CO2排出量取引制度(EU-ETS)における排出権(EUA)価格が2018年内にも25ユーロ/tCO2まで上昇する可能性があるとの見方を示した。
2007年から2008年の金融危機によって経済成長が弱まった後、数年間は10ユーロ/tCO2を下回っていたEUA価格だが、EU-ETSの改正等を端緒に今年に入りEUA価格は急激に上昇し、2018年8月23日のEUA先物価格(2018年12月受け渡し分)は2008年以降初めて20ユーロ/tCO2を超えた。
また、これに反応し、欧州エネルギー取引所(EEX)における2019年の1年物ベースロード先物価格が50ユーロ/MWhを超える高値を記録するなど、EUAの上昇が電力市場価格を押し上げている。
2007年から2008年の金融危機によって経済成長が弱まった後、数年間は10ユーロ/tCO2を下回っていたEUA価格だが、EU-ETSの改正等を端緒に今年に入りEUA価格は急激に上昇し、2018年8月23日のEUA先物価格(2018年12月受け渡し分)は2008年以降初めて20ユーロ/tCO2を超えた。
また、これに反応し、欧州エネルギー取引所(EEX)における2019年の1年物ベースロード先物価格が50ユーロ/MWhを超える高値を記録するなど、EUAの上昇が電力市場価格を押し上げている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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