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[フランス] 首相、原子力比率50%の実現時期を2035年とする意向を示す

2018年10月4日

現地報道によると、フランスのフィリップ首相は2018年9月5日、エリゼ宮で開かれた記者会見において、原子力発電比率を50%に低減するという目標の達成時期を2035年とする意向を示した。
「2025年に原子力比率50%」という従来の目標を後ろ倒しすることを2017年11月に決定して以降、マクロン大統領およびフィリップ首相はその達成時期に関する発言を控えていたが、ユロ環境連帯移行大臣の辞任を機に、今回初めて政府首脳の意向が示されたことになる。
正式には2018年10月末にエネルギー多年度計画(PPE)の政府案において新たな目標が示された後、国会審議を経て2018年末をめどに決定されることとなる。

 

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